我が街にSONY

本日、ソニーよりこのような発表がありました。

SONY|山形テクノロジーセンターを新設し、
  CMOSイメージセンサーの生産能力を増強

これまでも、
けっこう全国版でもニュースとして取り沙汰されてきましたが、
我が街には、「ルネサス山形セミコンダクタ」という
閉鎖が決まっていた大きな工場があります。
(すみません、随分ざっくりな説明で…)

ルネサスというか…個人的に馴染み深いのも、
ルネサスじゃなくてもともとのNECです。
「山形日本電気鶴岡工場」
いまだにその名のほうが地域内では定着している?
のではないかと思います。

自分は以前の仕事でNEC製品の販売店で営業をしていて、
「NEC」にはとても思い入れがあります。
バザールでござーる」が全盛の頃ですw

その工場には出入りしたことはありませんでしたが、
NECの工場が街にあって、
お役所なんかも、ぶっちゃけて言うと、
ハードウェアもソフトウェアもNEC製品が多かったです。
法人税一番収めてた企業だったはずです。

販売面でもやっぱり強かったと思います。
販売店もたくさんありました。
そういう同業さんとも仲良くさせてもらってたし、
管轄である営業所の方々や、
保守部門の方々と仕事を共にしたあの日々は、
今でも思い出すコトの多い、大事な職歴です。

その仕事から離れ、
いつしかNECはルネサスになっていました。
その時点でも、?と思っていましたが、
いつしかその大きな工場は、
大規模閉鎖を噂される存在となっていました。

閉鎖が、街に及ぼす影響といったら…

個人的には、閉鎖の取り下げとか、他企業への売却とか、
それは難しいコトだろう…と思っていましたから、
その、“街に及ぼす影響”という、
計り知れない最悪パターンを考えたりしていました。
そこに今回のソニーに売却という話は、
本当に“拾う神”が現れたなって思いました。

しかも、ソニーですよ。「it’s a SONY」の。

ソニーだって状況が良い訳じゃない。
今から?と思われるかもしれませんが、
次なる閉鎖を改めて予期しておかなければならないでしょう。
だけども今回のこの工場売却は、我が街だけでなく
ソニーにとって、また日本の製造業にとっても、
大きなコトになるんだと思います。
そう重く受け止める一方で、

我が街にSONY

それを楽しみにせずにいられません。
かつてNECをそうしていたように、
今度は街中がSONYを支援していくかもしれません。

そうしていきましょうよ、是非。

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